翻訳ファンド募集と引受のお願い

以下の要項にて募集しておりましたが、2012年6月末を以って募集を終了させていただきました。目標額を超える諸教会の御協力に感謝いたします。詳細は11月5日の教会代表委員会の中でご報告いたします〔終了済〕。引き続き献金を以ってこの働きをお支えくださるようお願い申し上げます。

主の御名を賛美申し上げます。

新しい時代に相応しい聖書の刊行のために、福音派の諸教会、諸団体の間で、新たな聖書翻訳に向けて話し合いと祈りが積み上げられ、2009年1月に「一般社団法人新日本聖書刊行会」が設立されました。

その目的は「新改訳聖書の改訂による新しい翻訳聖書の刊行」を目指すものです。そのために「新改訳聖書」の著作権所有者である「一般社団法人新改訳聖書刊行会」を2009年10月に吸収合併してその著作権を継承しました。

2016 年の刊行を目指して、6つの翻訳原則と翻訳改訂ロードマップを策定し、翻訳改訂委員に各書の改訂作業の委嘱をして、本年4月からその提出された改訂案の具 体的な検討作業に取り掛かりました。一方2016年の刊行を担う出版社を「いのちのことば社」に選定して、本年2月に合意書を取り交わし協力体制に入りま した。

日本の諸教会の祈りの中で新たな翻訳聖書が生み出されるためには多くの人材と費用と時間を必要とします。予期せぬ東日本大震災と福島原発事故により日本全体が痛み、苦難を余儀なくされています。日本がどのような方向に進むのか祈らされますが、聖書の改訂にも影響は避けられない と思います。私たちは「永遠に立つ神のことば」に信頼して、忍耐と希望を持って、与えられた使命を果たしたいと切に願っております。

現下の厳しい情勢の中ですが、聖書の改訂を円滑に行うに必要な資金を調達するために、「翻訳ファンド」目標3000万円を無利息・無担保で募集することにし ました。同時に、新たな翻訳聖書刊行後、速やかに切り換えていただくために少しでもお役に立てばと「購入時優待割引制度」を出版社の協力を得て導入いたし ました。

「翻訳ファンド」並びに「購入時優待割引制度」については「翻訳ファンド要項」をお読みください。

現在、私どもは、「新改訳聖書」の印税収入と諸教会からの献金によって運営しております。2016年に完成する新たな翻訳聖書の印税収入がファンドの償還資金となります。私たちは新たな翻訳聖書の刊行に誠心誠意心を尽くして皆様のご期待に添うよう努める所存でございます。

主に在って宜しくお願い申し上げます。

2011年6月
一般社団法人新日本聖書刊行会
代表理事  竿代照夫
〒160-0004東京都新宿区四谷二丁目8番地
コーポクローバ瀬尾701号室
03-3350-5523